車や経済ニュースに詳しい方は、
タイトルを読んだだけでピンと来られる方も多いかなと思われるお話です。
自分がへーと思ったので書いておこうと思いました。
まず、
ダイハツって軽自動車で有名ですよね。
軽しかないのかな?と思ったら、そうでもないみたいです。
以前に知人から、
「ダイハツはトヨタの子会社で、
トヨタが軽を出さないのはダイハツが出してるからなんだよ」
といった話を聞きました。
今日、なぜかスズキの車にホンダのショップのステッカーが貼ってある車を見かけて、
この事を思い出しました。
(私が調べた限りではスズキとホンダは何の関係無かったようです。謎です)
で、話を戻しますね。
Wikipediaを調べていたら、確かに
「
ダイハツ工業は、トヨタ自動車の子会社だ」と書いてありました。
1998年に、トヨタがダイハツの株を過半数以上取得して
トヨタの連結子会社になったんだそうです。
ところで、たしか最近トヨタも軽自動車の販売を始めましたよね。
この事もWikipediaで調べてみたら、なにやら
「OEM供給」という見慣れない言葉がサラッと書いてありました。
ググッてみると、
「
他社の製品をあたかも自社の商品の様に販売すること」
なんだそうです。
それだけ聞くと、え?パクリ??って感じな説明ですが、
お互い了承して行うことでしょうから、
提供する側にそれなりの見返りや有利な条件を付けるのだろうと思います。
例えば、トヨタで購入車種を選んでいる時に軽に心変わりした・・・なんて時に
そこに軽が無ければお客さんは帰ってしまうわけですが、
軽があれば継続してオススメ出来るわけです。
あとは、トヨタというメーカーにこだわりや御ひいき、お付き合いのある人などが、
軽が良いけどトヨタで買いたい・・・という人が居たら、
トヨタ車に軽があれば新車に乗り換えようという人も居るのではないでしょうか。
なるほどそういう戦略もあるんだなという感じですね。
具体的な車種では、
トヨタの PIXIS SPACE(ピクシススペース)は、
ダイハツの MOVE Conte(ムーヴコンテ)と同じものなんだそうです。
もちろん、エンブレムはトヨタのエンブレムが付きますし、
カラーバリエーションなどにも違いがありますね。
他にも数種の軽自動車がOEM供給されているそうです。
詳しくは
wikipedeliaのダイハツのページを参照ください。
他にOEM供給が解るものはないかなと調べてみたら、
過去には
ビデオデッキなどがOEM供給だらけだったそうです。
ビクターが、シャープや三菱などへ
ソニーの子会社だったアイワは、他社にもOEM提供していた事もあったそうです。
あ、そういえば!
うちで導入している太陽光発電システムはカナディアンソーラーのものなのですが、
カナディアンソーラーのパワーコンディショナとモニター類の設備は、
三菱製のものが選択できるという説明を受け、そちらを選択しました。
パワコンの型番やカバーのロゴなどはカナディアンソーラーの物でしたが、
今思えばこれこそがOEMだったんですね!
異なるメーカーで似たような性能の製品が、
実は中身は全く同じ製品だった
という物が世の中にいっぱい溢れているという事を、今回調べて初めて理解しました。
今後はその辺りも少し気にしてみると、製品選びにも役立ちそうですね!