はじめに、昔話を。
私が住む片田舎では、
私が子どもの頃は、雪がいっぱい積もるくらい寒かったです。
それが
最近は、一年に1度しっかり積もるかどうか。
こんな積雪量では、かまくらどころか雪だるますら満足な大きさでは作れません。
それくらい地球温暖化が進んだと言えるかと思います。
そんな私の子ども時代。
小学校低学年の時は、真冬でもシャツにブラウスにセーターという格好で
登校していた記憶があります。
さらに、男子は半ズボン、女子は膝丈のスカートでしたね。
高学年ではセーター2枚重ねで、中学校ではブラウスの下にトレーナーを着込んでいました。
暖房も教壇の横、出入り口近くに石油ストーブが一台あっただけ。
当然、寒かっただろうとは思いますが、
凄い薄着ですよね。
昔の方が寒かったのに。
しかし最近の、西松屋など子ども用品店では、
冬物は上下共に裏起毛ばかりで、裏起毛でないものはほとんど置いていません。
下着も、大人と同じ発熱素材のものが売り出されていたりします。
でも子ども、こと未就学児に関しては
大人に合わせた暖房を付けている部屋に居て、
そんなに暖かい服を着ているのは良くないのではないでしょうか?
お部屋でも走り回ったりもするでしょうし、
熱がこもり、汗をかきやすい服を着ていたら、後で汗が冷えて
逆に
厚着のせいで風邪をひきかねません。
暖房のない場所でじっとしていなければいけない、などのシチュエーションでない限り、
厚着をする必要はないと思います。
我が家では基本、部屋全体を暖める暖房器具は使わないので、
長袖シャツに裏起毛のトレーナー、裏起毛のズボンで過ごしますが、
園には半袖シャツの上に起毛やキルト以外のトレーナー、紺の半ズボンを着て登園しています。
半そでシャツと半ズボンは園の決まりなんですけどね。
部屋は暖房をしっかり入れられてますし、なるほどそれで良いんだなと思います。
赤ちゃんは暑がりだというのは有名な話ですよね。
赤ちゃんを卒業しても、元気にたくさん運動します。
子どもに風邪を引かせたくないからといって厚着させるのは、
逆効果だと思うのです。
それに、「薄着じゃ寒いだろう・・・」と思われるかもしれませんが、
意外と薄着でも寒がってくれません。
勝手にズボン脱いで下半身すっぽんぽんで歩き回ってても、さっぱり寒そうなそぶりも見せませんw
厚着の癖をつけて寒がりになるのも結局、子どもが弱い子に育ってしまいそうですし、
ちょっと暴れるたびに汗をかき、その都度服を着替えさせていたとしても、
学校に通い始めたら、そうそう着替えられる環境でもないですよね。
過保護にすれば、身体はそれに慣れ、甘えてしまうと思います。
裏起毛は特に熱もこもり汗をかきやすいですので、
特に上半身は、肌に直接触れないように下着着用が必須です。
裏起毛でなくても、汗をかいた時に変えられる様に下着は着せるようにしましょう。
そして、
暖房の効いた部屋では、上着は基本必要ないと思います。
大人と同じような服装をさせている方は、この期に是非見直してみてくださいね。