毎年、番組欄に見つけたら見るという感じで、
今回は近畿予選を用事をしながら、本編は後半2時間分を見る事が出来ました。
しかし、近頃はなんかツマラナイ。
前半1時間分を知らないなりに、ちょっと文句を言わせてください。
まずは、
とにかく「私立」「公立」と連呼する。
これって聞いてて面白いんでしょうか?
そこってそんなに重要な部分なんでしょうか?
なんていうか、視聴者置いてけぼりな感じがするんですけど。
まあ、「おおー公立なのに凄いなー」と思う事もありますけど、
むしろそんなに注目したい部分ではないので、
そんなに強調されても引きます。
敗者復活戦が無い
以前は確かにありました。
今は一戦一戦がダラダラと時間の掛かる形式で、
問題の難易度ばかりが目立ち、
内容は薄くなった気がします。
それよりも、面白いクイズで盛り上げて、敗者復活戦で番狂わせ要素を狙った方が
面白くなると思うんですけどね。
決勝戦の形式が、決着前に結果が見えてつまらなかった。
決勝戦に早押し要素が全く無い。
それが致命的だと思うんです。
両チーム正解すれば点数が入る形式。
両者難問を正解し続け、やがて均衡が破れる・・・ここまではともかく。
3点リード、あと2問正解すれば優勝が決まる。
・・・これって、
負けてる方のチームが正解出来ても、
勝ってるチームがここから3問も間違えてくれなければ勝利はありません。
これって、もう99%くらい結果見えてますよね?
ラストが全然ワクワクできず、萎えるんです。
例えば、どちらか10点先取するまでは難問クイズ対決、
そこから早押し対決に切り替わり、お手付きで減点、先に15点先取で優勝。
とかなら、最後の逆転劇の期待感を煽って面白くなると思います。
何を思って今の形式に落ち着いたのでしょうか。理解に苦しみます。
運の要素が少なすぎて、流れが予定調和で楽しみ半減。
やっぱりこういう勝ち上がりのクイズ番組って、「運」も絡んでナンボだと思うんです。
ウルトラクイズでは「時の運」の要素が半端なかったですよね。
同じ日テレの同系列の番組ですし、面白かった要素は残して欲しかったです。
今のような、
クイズ脳よりとにかく知力が優れている事が最優先の構成だと、
ただ一部高校生の偏差値の高さや頭脳の良さを毎年見せつけられるだけの番組に
なってしまっている気がします。
それも見たくなる要素ではありますが、最近は特に同じ高校の名前ばかりだし
マンネリ感が酷いと思います。
しかも、毎度本選に進む高校には予選から既に密着されていたりして
えこひいき感を凄く感じますし、
予選決勝のダイジェストではどの決勝戦でも、
偏差値の高い強豪校のチームが複数並んでいたりして、
これは
参加する側の高校生や中学生が一番見てて萎えてるんじゃないかなと
思いました。
好戦してくれる名門高校をピックアップしたいのは解りますが、
ノーマークのチームも勝ちあがらないと、どうしても盛り上がりに欠けると思います。
そしてここ数年、
半端ない知力が無いと絶対に勝ち進めない事が見えてしまっている内容なので、
もう既にだいぶ参加者が減ってしまっているのではないでしょうか。
ひょっとしたら、予算をケチるために本気で参加者を減らしたいと思っているのかも
しれませんが。
本命の学校が勝ちあがれば良いだけだから、予選は出来れば規模を小さく
予算を削減したいと思っているのかもしれません。
でもね。
この状態のままでは絶対、視聴率は下がりはしても上がりはしませんよ。
やっぱり
番狂わせや、面白い問題が見たいです。
低予算でも工夫できるところはいっぱいあると思います。
学生が頑張る番組って珍しいし、やはり興味はありますので、
参加を考える年代も、出たい!と思ってワクワク楽しんで見れるような、
より良い番組を作っていってもらいたいなと思います。