よく聞く話ですが、
昔は約7人の若者で1人の老人を支えてきました。
今は約3人の若者で1人の老人を支えています。
これは、世代の人口分布から計算されただけなのでしょうか?
現在年金を滞納せず払っている人数と年金を貰っている人数とで
計算しているのでしょうか?
前者の計算であれば、もの凄く雑で参考にならず論外。
後者の計算であっても、厚生年金支払額は収入によって変化するはずですので、
こちらの数値でも参考にならない気がします。
しかし
実際には今、3人で1人を支える金額にはなっていないはずです。
現にそんなに極端に年金支払額が増額された覚えもありません。
私は詳しくないので間違っているかもしれませんが、
今足りない金額は国債などで補填されていて、その分さらに
国の借金が増加している状態のはずです。
3人で1人という数値のあやふやさといったらありません。
年金の金額の事についても、
この記事では、年収750万のサラリーマンと専業主婦の2人で
平均寿命まで生きた場合。
今70歳の人は3090万円の得で、20台の人は2280万円の損をする・・・と
算出されていたりします。
そもそも昔と今の物価の変動は考慮されているのでしょうか?
それ以前に、平成22年度の
働く男性の平均年収は507.4万円でした。
地方公務員の平成19年度の
平均年収は728.8万円、
国家公務員の平成23年度の
平均年収は809万円だそうです。
(そういえば東電などの電気会社の社員さんも平均年収750万円くらい
貰ってるんでしたね)
その辺りの人を対象にした記事だったということでしょうか。
たぶん、
年収が300万円程度の家庭であれば、
まだまだ得する可能性は高いのではないかと思われます。
財源確保への近道は消費税率アップかもしれませんが、
増税より何よりもまず、
公務員の給料をカットするのが先決なのは、
誰が考えても解ることではないでしょうか?
次に続きます。