選挙に関する日記を何度か書いたので、
結果にも触れておくべきかと思い、感想などをまとめておきます。
私は今回の結果を踏まえ、
圧勝した自民党が上手くやってくれることには期待せざる得ませんが、
特に、維新の党に期待を寄せています。
今や党代表の橋下氏の発言は、日本全国区で取り上げられます。
党首の石原氏も以前からですが全国区で注目される人物です。
この維新の会が新党にもかかわらず、50を超える議席を獲得したのです。
マスコミはあまり取り上げませんでしたが、大きな躍進だと思います。
この発言力のある人物達が、今後も国政についての持論や疑問を発信し続け、
それが取り上げられ続ければ、
政治のことを積極的に情報収集しない一般市民にも、
否が応でも政治の現状が耳に入ってくる機会が増えるわけです。
たとえ新参者が大した成果も出せず期待ハズレだと罵られたとしても、
橋下氏の持論展開、石原氏の破天荒は、いつまでも健在で発信され続けます。
もしマスコミに圧力が掛かり、あまり取り上げられなくなったとしても、
関西方面はこれからも橋下氏には注目し続ける事は間違いありません。
橋下氏の極めて優れた点は、注目される発言の仕方にあります。
横暴で独裁的だと言われますが、基本は柔軟で、世論を取り入れ推敲されます。
その独裁とも取られる力強く注目を集める発言が、関心を集め、知名度を高め、
一般層の政治への関心も高めているのです。
決して全てが良いとは言えず、全てが必ず良い方向に修正されているわけでもないでしょうが、利用できるものは利用する、改めるところは改める、政治家としての資質は抜群だと思います。
橋下氏のカリスマ性と柔軟性に大きく期待しています。
これからも周りの重圧に負けず、パワフルに頑張り続けてもらいたいです。
時代が変わればそれに合った改革も必要。 現状打破は必須です。
大阪都構想も早くより良い形で実現していける事を期待しています。
ところで話は逸れますが、
個人的には安倍氏の憲法第9条の改正と軍隊保持の意向には期待を寄せています。
アメリカの言いなりだとか戦争したがってるとか言われてますが、
私は、アメリカに依存しきらない為に軍隊が必要なのではと思います。
徴兵制とかは論外ですが、まずありえないでしょうし。
たとえ小規模でも実力行使できる軍隊を持っているというだけでも、
無いよりはよほど牽制に繋がるはずです。
現在の自衛隊はエリートとして一線を画して今のクオリティを保持しつつ、
有事の際に戦闘に赴く前提で入隊条件を低く維持費は安く設定した部門を新設すれば
良いのかなと思います。
わが国の自衛隊は自国の領土を侵す者を排除する暴力すら行使できない事が、
世界的に周知の事実となっています。
戦争を避けるあまり、アメリカ軍の介入無しではほとんど無抵抗で負ける環境を露呈し続けているのです。
アメリカ軍に出て行って欲しければ、侵略されない為のある程度の力が必須。
もし今のままでアメリカとの協力関係が破綻すれば、
日本は戦争しないと言っていても、瞬く間に中国や北朝鮮に侵略されかねません。
アメリカはアジア諸国牽制の為に日本に軍を置きたがり、
日本は侵略されない為にアメリカ軍に頼らざるをえないのです。
そもそも、もしアメリカがその気になれば、日本は今にでもアメリカに侵略されてもおかしくないんですよ?
軍隊を持とうという考えは、決して戦争をする為では無いはずです。
侵略されない為に、実力行使できる軍隊が必要なのです。
ここで、大政党が圧勝する欠点や怖さを書こうとしていましたが、
今ここで詳しく語っても後の祭りですし、止めておくことにしました。
自民・公明連立が大勝した今、
正しく意味のある法案を次々と可決していただき、
日本をスムーズに良い方向へと動かしていってくれる事を切に願うしかありません。
http://hiviki.3rin.net/%E6%80%9D%E3%81%84/%E3%80%902012%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E9%81%B8%E6%8C%99%E3%80%91%20%E8%87%AA%E6%B0%91%E3%81%AE%E5%9C%A7%E5%8B%9D%E3%81%8B%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB【2012衆議院選挙】 自民の圧勝と、維新の躍進